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もう一つの早春賦

~竹田で発見された新たな音の情景と次世代に残したい音楽の世界~

2011年に鈴木毅一の親族より竹田市に寄贈された瀧廉太郎関連の資料の中には「憾」の直筆譜の他にも、日本のクラシック音楽界の源流とも思われる貴重な資料の数々も眠っている。その中から大分県出身の作詞家・吉丸一昌が作詞した「早春賦」の譜面が発見されたが、その譜面は一般的に知られている中田章の作曲のものではなく、日本におけるベートーヴェン「第九」初演時のソリストの一人であり、近代の声楽界に大きな足跡を残した船橋栄吉の作品だった。吉丸一昌作品の研究の第一人者・中西光雄氏を招き、軽快なトークでその背景に迫る。その弟で日本を代表するシンガー・中西圭三氏とRENTARO室内オーケストラ九州のメンバーによる瀧廉太郎とその時代を彩る“次世代に残したい音楽”を廉太郎ホールのその極上の響きと共に。

【日時】2024年11月17日(日)

    13:30開場 / 14:00開演

【会場】グランツたけた

【入場料】一般 3,000円、25歳以下 1,000円、竹田市民 2,500円 (当日各500円増)

※「竹田市民」は、グランツたけた窓口、竹田市観光ツーリズム協会のみで販売